大好きとは言えない一冊。
暗い執着の向こうで、その人は待っている。
いや、彼は、そこしかいられないからそこで待っている。
出口のない感情を。
後戻りはしていけない自分を。
この本を読んでいると、なんか自分も底なしの沼に落ち続けるような気がする。
けっして愉快な体験ではないが、すごい力の持つ一冊だと思わせる本です。
买了这本再版有半个月了,今天才看完翻译姑娘的成品,被虐得死死的……
就那一句“我也很中意这张脸啊”……
说实话HOME正篇的故事已经记不太清楚了,但是那种平静和疯狂撕扯的印象隐约还在。他们的感情是封闭的,外人无从置喙,他们也不在乎世人眼光,毕竟早已抛下一切。
那种“我爱我的与你无关”的气场太过强大,明明有种被触动的感觉,却又无从感叹起,生生吊在半空,不能完全入戏也无法完全抽离,隔岸观火似的可望不可即。
当了大学老师的黑田让我想起船桥,同样缺乏社会性(象牙塔里并不受学生欢迎的老师),同样在平常的外表下暗藏着无可救药的偏执,身外有安稳的工作糊口,内心深处仍然封闭如荒原。
这样的人要如何得到救赎?黑田拥有了笃;船桥用余生默默回味一件早该明白的事情。看似殊途,其实同归。旁人看了仍然觉得捏把汗的结局,对剧中人来说已经是最好的归宿。他们觉得幸福,就幸福吧。
[2回]
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